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都道府県名 |
市町村名 |
実施
地区名 |
実施主体等 |
フィッシャリーナ施設整備を
契機とした交流活動の展開 |
富山県 |
黒部市 |
石田フィッシャリーナ |
くろべ漁業協同組合
石田フィッシャリーナクラブ |
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フィッシャリーナ施設整備を契機とした交流活動の展開 |
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●黒部市の位置は?
石田フィッシャリーナは日本海側富山湾に面した富山県黒部市の第1種石田漁港に位置しています。黒部市には黒部市管理の石田漁港以外に県管理の第2種黒部漁港があります。黒部市内には、かつて黒部漁業協同組合と石田漁業協同組合の2つの漁協があり、黒部漁業協同組合の管轄内に黒部漁港が、石田漁業協同組合の管轄内に石田漁港がありました。両漁協は平成10年に合併し、くろべ漁業協同組合となりました。黒部市は、北アルプスから流れる豊かな水と水力発電による豊富な電力に支えられて多くの企業が立地し、兼業機会が豊富で企業城下町の性格を有しています。
●これまでの取組みは?
石田フィッシャリーナは全国で最初の漁港利用調整施設整備事業による施設で、平成4年にオープンしました。黒部市が管理者で運営をくろべ漁協に委託しています。以前は石田地区には漁港施設がなく、漁船は砂浜からの上げ下ろしや河川内での係留によっていました。このような不便を解消するため昭和59年に漁港に指定され、改修事業が昭和60年より開始されました。この漁港整備と併せて、河川内等に係留している多くのプレジャーボートを収容する漁港利用調整施設が整備されました。当施設と併せて背後用地に水産資源保護培養漁場対策事業により「フィッシングセミナーハウス」が整備され、研修室や大型生態水槽、各種啓発展示物、事務室が設けられました。この施設は漁協支所の事務所を兼ね、市から管理委託を受けて、フィッシャリーナの管理事務も行なっています。その他、フィッシャリーナの北側に隣接して、漁港環境施設整備事業により釣り桟橋が平成6年にオープンしています。当施設は入場無料ですが、漁協支所では収益事業として貸し釣竿や餌の販売を行なっています。
●都市漁村交流事業の内容は?
石田フィッシャリーナで行なわれてきた都市漁村交流に係るイベントとしては、フィッシャリーナが整備される以前から夏場に隣接した石田浜海水浴場で行なわれてきた「石田浜マリーンフェスタ」があります。フィッシャリーナが完成したことから、フィッシャリーナの泊地内で「手作り段ボール船レース」が行なわれています。総額百万円にものぼる賞金を目指して県内を中心に20艇程度が参加しています。
フィッシャリーナにプレジャーボートを収容している所有者が「石田フィッシャリーナクラブ」を結成し、クラブ員同士の親睦のほかに地元漁業者との交流を図っています。同クラブが行なっている事業として、「クラブ便り」の年2回の発行、年3回程度の釣り大会の開催、クルージング(「海の記念日」に施設の子供たちを乗船、能登島クルージング、「海の記念日」のミニ遊覧など)などがあります。
地元漁業者との交流という意味で成果があったのは、平成7年に旧石田漁協と石田フィッシャリーナクラブが「海面利用協定」を締結したことです。その主な内容は「漁業操業の尊重」「遊弋禁止区域の設定」「遊漁の時間の限定」「遊漁の方法の限定」です。このような協定の締結により、一般的にいわれている漁業者と遊漁者とのトラブルが解消されました。これは近年増加した水上バイク利用者とのルールづくりにも反映されています。水上バイクの所有者が増加し、石田漁港の船揚場を無断で利用することが多くなったので、漁港の船揚場を使用させるかわりに水上バイクの所有者の組織化を提案し、海面利用上のルールづくりを促がしました。その結果、「石田ジェットスポーツクラブ」が結成され、「石田フィッシャリーナクラブ」が漁業者と締結したような海面利用協定を締結し、メンバーは積極的に漁業者の操業上の妨げになることを行なわないようになり、また自主的にごみの清掃活動を行なうようになっています。
平成14年には東京に住んでいる黒部市出身の人で作る「東京黒部会」の子弟(主に小学生)を黒部市に呼び、地元小学生との交流や農業体験、農家への民泊等を実施しました。今後は漁業体験もメニューに入れた都市漁村交流を考えています。
●受入体制は?
石田地区は、黒部市がブルーツーリズムの基盤づくりを、くろべ漁協が漁業体験や直販を企画実現し、くろべ漁協石田支所がフィッシャリーナでのボート所有者の石田フィッシャリーナクラブと連携して海面利用のルールづくりと地域活性化のための漁業体験観光を行うなど、お互いにそれぞれの役割を分担して総合化しています。 |
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