| テーマ(キーワード) |
都道府県名 |
市町村名 |
実施
地区名 |
実施主体等 |
地元組織と東京のNPOの
連携によるテーマツアー |
千葉県 |
和田町 |
和田町
全域 |
くすのき王国(上区自治会)
NPOネイチャースクール緑土塾
和田町 |
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地元組織と東京のNPOの連携によるテーマツアー |
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●和田町の位置は?
和田町は、房総半島の南東端の太平洋側に位置し、東京へ約150kmの距離にあり、JR利用で約2時間半、自動車利用の場合で3時間半から4時間程で結ばれる。平成12年の世帯数と人口は、1,837世帯、5,684人で、高齢人口比率は32.7%(H12)に達しており、過疎高齢化傾向が顕著である。
主要産業は、農業、漁業の一次産業と観光関連業にある。特に、南房総の温暖な気候を生かした花卉栽培や畜産を中心に野菜や水稲等を生産する農業が自立産業の核を形成している。一方、漁業は、3億円〜4億円水準の水揚金額で、就業者規模も小さいが、近海捕鯨の他、大型定置網を始め、延縄、一本釣り、イセエビ刺網、採貝藻等の沿岸漁船漁業が営まれている。観光は、近接する館山市や白浜町、鴨川市等の観光施設等の集積地に比べると、広域的な集客資源に乏しい一次産業型・自然ふれあい型の性格を持っている。平成12年の和田町入込観光客数は24万人で、安房地区の総入込観光客数の1.26%程にとどまっている。
●これまでの取組みは?
和田町の交流事業は、小学校廃校跡を再生した自然体験と宿泊施設である“自然の宿くすの木”と東京のNPOと連携した企画ツァー“ネイチャースクールわくわく和田”の取り組みである。内陸の上三原地区自治会では、小学校の廃校を契機に地域活性化と廃校跡の利活用に関する様々な議論が重ねられ、小学校跡を体験交流施設として再生することとった。体験交流宿泊施設として平成9年に再生した小学校跡は、“自然の宿くすの木”と名付けられ、平成9年12月14日から一般公開されている。運営管理は、基本的に地区の自治会が主体の住民の自主的な組織である『くすの木王国』が担っている。平成9年の開業以来、宿泊客、体験参加者は年々増加傾向にあり、平成14年度の宿泊客数は3,455人、体験参加者は7,173人に達している。一方、社会人対象の異業種交流の勉強会から出発した東京のNPOネイチャースクール緑土塾の“自然の中での自分みがきの思想”と和田町の“地域資源を活かした交流観光振興の方向”が一致し、両者が共同で和田の地域資源を活用したテーマ・ツァー形式の交流事業に平成12年度から着手している。
●都市漁村交流事業の内容は?
自然の宿“くすの木”は開業以来、順調に客足が伸びており、平成14年度の宿泊客数は3,455人、体験参加者数も1万人水準を維持している。くすの木を拠点として、地域住民がインストラクターの体験活動の内容は、ハイキングやサイクリング、各種工芸体験、星の観察や一次産業体験(水稲栽培や畑、酪農体験等)、食の体験(納豆や味噌づくり、餅つき)等様々なメニューが用意されており、単に宿泊するだけではなく、体験メニュー選択肢が用意されていることが、来訪者を呼ぶ要因になっている。
一方、“ネイチャースクールわくわく和田”の集客・企画運営は東京のNPOが担い、PR(パンフレット等の作成・配布)や宿、体験活動インストラクターの手配等を和田町が担当している。参加者は、社会人の自分みがきというNPOのコンセプトから、大学生以上の社会人を原則としており、テーマを設定した1泊2日(社会人が対象のため週末に限定)の体験ツァーを年間数度実施している。ツアーは、和田学、和田の海学、くじら学、和田の花学等と名付けられ、それぞれのテーマに沿った講演や体験メニューが用意されている。1泊2日の参加料金は、現地集合・解散で、一律1万円と設定されている。平成12年度以降の参加者数延べ160人〜270人程で、和田町全体の総入込観光客数約20万人に比べて、参加者数自体の規模はまだ小さいが、地域との交流の親密さや内容のユニークさ等から、新たな和田観光の牽引力になりつつある。 |
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