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地区名
実施主体等
日間賀アイランドプロジェクト
愛知県
南知多町
日間賀島
日間賀島観光協会他
日間賀アイランドプロジェクト
●南知多町日間賀島の位置は?
 南知多町日間賀島は、愛知県知多半島の南端から2.4km、三河湾に浮かぶ名古屋市から最も近い離島である。名古屋市街地からは、名鉄と高速船により70分程度で結ばれる他、南知多道路等を利用した自動車でのアクセスも容易である。人口は、平成12年現在2,219人で、漸減の傾向にあるが、遠隔離島のような人口減少と高齢化が顕著な状態ではない。漁業と観光の島であり、漁業(45%)と観光(34%)で就業人口の80%占める。旅館・ホテルは87軒(収容人員3,120人)を数え、近年の入込観光客数は、約30万人で推移している。基幹産業である漁業は、小型底びき網、船曳網、刺網、釣、たこ漁業、のり養殖等の多様な沿岸漁業が行われ、水揚金額も23〜29億円にのぼる。また、民宿業や遊漁案内業を営む漁家や家族員が旅館等の観光関連業に就業する漁家も比較的多く、観光との結びつきが強い。

●これまでの取組みは?
 漁業とともに日間賀島の主要産業である観光関連業は、バブルの崩壊後、観光客が減少し、特に5月中旬〜7月と9月が一般観光の谷間になっていた。一方このころ、岐阜県等の中学校では、文部省の指導要領の改正(平成4年、10年等)により総合学習の一環として漁村での宿泊体験活動や修学旅行が増加した。また、若手漁業者等のクループが島おこしを考え・実践する「日間賀アイランドプロジェクト」を立ち上げていた(このグループが事業としての体験活動の一部の実践主体になっている)。元々、日間賀島には長野県伊那地域や岐阜県の小中学生が学校行事等で来島し、潮干狩りや地びき網体験(個人経営)を行っていたが、中学校等の漁村宿泊体験活動の需要の増加に伴い、日間賀島でも受け入れを図ることとし(最初の受け入れは平成9年頃)、漁業者や日間賀島アイランドプロジェクトグループの協力を得て、メニューを整備する等体験活動が本格化した。 日間賀島の体験活動は、中学生等の修学旅行や体験活動の需要に答えるとともに、旅館・民宿等の観光関連業の経済的波及を図ることを主たる目的として出発したものである。

●都市漁村交流事業の内容は?
 主な体験メニューは、中学生等の漁村宿泊体験活動・一般客を対象とする「自然と漁業体験プログラム」を中心に、夏休みに期間を限定し子供に提供する「子供わんぱく体験プログラム(ギッズアドベンチャー)」がある。「自然と漁業体験プログラム」のメニューは、タコつかみどり、地びき網体験、底びき網体験、キス網体験等の漁業体験、干物づくり、タコカレーづくり、バーベキュー等の食体験、イカダ遊び、釣と遊覧、防波堤釣、漁船クルージング等の海のレクリェーション、お寺で聞く法話・民話、浜清掃体験等であり、多数の体験メニューを用意し、利用者の目的・時間・費用等から体験メニューを選択・組み合わせて実施できることに特徴がある。また、「子供わんぱくプログラム(キッズアドベンチャー)」は、シュノーケリング教室、ハンドクラフトづくり、ナイトウオォキングラリー等の多くのメニューが用意され、専門のスポーツインストラクターの協力を得て実施している。
 体験活動の企画・宣伝の主体は、日間賀島観光協会が中心になっており、夏期の体験イベントである「キッズアドベンチャー」も観光協会が実施主体である。一方、中学生等の漁村宿泊体験活動や一般客の体験活動(自然と漁業体験プログラム)の実施主体の中心は、協力漁業者、民宿・旅館やU舎(日間賀島アイランドプロジェクトのメンバーで体験活動を営業として行う個人)等であり、日間賀島観光協会を中心に、多様・多数の実施主体・協力者を得て実施していることに特徴がある。

タコつかみどり

漁村の話しを聞く