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異業種連携
北茨城市ブルー・ツーリズムのとりくみ
茨城県
北茨城市
大津地区
北茨城市ブルー・ツーリズム推進協議会
異業種連携 北茨城市ブルー・ツーリズムのとりくみ
●北茨城市の位置は?
 北茨城市は茨城県の北東部に位置し、古くから東北地方との結節点として、政治や交通上の要衝の地となってきた。自然豊かなこの地は、海と山が近接しているためその恩恵を受け、多種多様な地場産物が豊富に生産されている。また、古くから陸路や海路を使った交易により、人と人の交流が行なわれたことによって、独特の地域文化が芽生え、培われた。岡倉天心が日本美術院の拠点として構えたことや、常陸大津の御船祭りという伝統芸能の由来、野口雨情という詩人の誕生にも、こうしたこととの係わりが感じられる。主要な交通機関は、首都圏と東北地方を結ぶJR常磐線、国道6号線、常磐自動車道が海岸線に沿って整備されており、首都圏から2時間の所に位置している。
 北茨城市の産業は、昭和31年の市発足当時は石炭産業であったが、時代と共に衰退し、開発によって工業へと移行している。現在では市内に5つの工業団地を抱える。その他、海と山の恵を生かした多様でバラエティに富んだ第1次産業がある。

●これまでの取組みは?
 本市の重要な産業の一つである観光産業は、多様な観光資源を有するにもかかわらず、観光地としての魅力を十分に発揮できていない現状にありますが、山間部の振興を目指すグリーン・ツーリズムの導入などの展開により、新しい観光地のあり方としての期待がかけられています。このような中、地域が抱かえる課題を解決するため、北部臨海地域の活性化と市内観光施設との有機的な結合による地域振興を図る必要があります。
 このような観点を踏まえ、グリーン・ツーリズムとの連携を図りながら、海浜の資源の活用や漁業体験など都市と漁業集落との交流、水産業及び観光の振興を目的としたブルー・ツーリズムを推進することにより、観光業や農業と水産業などを含む幅広い異業種間の連携が促進され、観光漁業や地場産品の開発、観光諸産業の活性化や新規産業の立ち上げなどを目的とし、平成14年度に地元大津地区が中心となり北茨城市ブルー・ツーリズム推進協議会が設立されました。

●都市漁村交流事業の内容は?
 北茨城市ブルー・ツーリズム推進協議会では、首都圏の住民約1,100人を対象にアンケート調査を実施し、首都圏住民による漁村への意識等を取りまとめた。それを元に事業実施の計画やメニュー選定を行い、地元住民に対してはブルー・ツーリズムへの取り組み方等の講演会を開き、意識の高揚を図った。
 平成15年度には、地元小学生によるヒラメの中間育成放流事業や、雨情の里港祭り時に大津漁業協同組合漁青研究会によるシラス漁の体験乗船などを実施した。地元はもとより首都圏からの参加もあり、好評を得ている。
 今後は、地元旅館との提携による事業実施を検討している。