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テーマ(キーワード)
都道府県名
市町村名
実施
地区名
実施主体等
県全体を一つのミュージアムに
幡多フィールドミュージアム
高知県
大方町
高知県西部
(幡多地区)
「幡多フィールドミュージアム」参加団体
県全体を一つのミュージアムに 幡多フィールドミュージアム
●大方町の位置は?
 大方町は、高知県西部、幡多郡の東部に位置し、高知市から西へ約100kmのところにある。町は最長距離が東西18km、南北12kmで、その80%は山林、耕地面積は僅か10%程度である。農業と漁業の一次産業を主体とした町で、温暖で農業気候として恵まれており、ハウス園芸を中心に、水稲・葉タバコ・砂地を利用してのらっきょう栽培も行っている。また、沿岸部では漁業従事者も多数おり、漁とともに、ホエールウォッチングによる観光漁業も行っている。
 また、大方町を含む高知県西部の幡多地域は、美しい自然と多彩な気候風土に育まれ、四万十川や広大な海をフィールドに、自然体験学習などの場としても、活用されている。

●これまでの取組みは?
 四万十川の流域である高知県西部の幡多地域には多くの自然資源が残されており、その自然とうまく付き合いながら活動している人が数多くいる。砂浜美術館では、幡多地域においてのエコツーリズム実現を目的に、エコツーリズム研究会が主体となり1996年から観察会や学習会などを行ってきた。また2002年からは、フィールドミュージアムという新たな枠組みの中で、エコツーリズムの推進に向けて取り組みを始めた。高知県内の様々なフィールドや活動の拠点となる施設を、自然体験や学習の場としてネットワークで結ぶことで、県全体を1つのミュージアムとして活用しようという高知県の構想に沿ったものである。砂浜美術館を活動の拠点とする高知県西部でも、観光業者・観光拠点・ガイドなどのネットワークをつくり、この幡多エリアを「博物館」ととらえて、訪れる人に「体験の旅」を提供する仕組み作りを行ってきた。現在は「幡多フィールドミュージアム」として、砂浜美術館がこのエコツアーの窓口を受け持ち、ガイド・宿・飲食店など、それぞれのプロをコーディネートしてツアーの企画・提供を行っている。

●都市漁村交流事業の内容は?
 観光スポットを駆け足で廻る旅ではなく、その土地の魅力を知っている地元のインタープリターが、地域独特のリズムを大切にしながらガイドを行っている。10名程度の少人数の旅であるが、東京や大阪を始め、都市部からの参加者が多い。
 ツアーの主なプログラムとしては、大方町での「ホエールウォッチング」や、佐賀町での「カツオのたたきづくり」「塩作り」、大月町柏島での「ダイビング」、四万十川の「文化や生態系の学習・お話」などがあり、『水』を大きなテーマとして位置づけ、ストーリーをもった3泊4日程度のツアーを企画・実施している。宿泊に関しても、地元の食材を使った料理を提供してくれる民宿などを活用している。