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都道府県名
市町村名
実施
地区名
実施主体等
リゾート施設と漁業者の連携により
観光客数が倍増
大分県
蒲江町
元猿地区
蒲江町役場観光係
漁協
観光協会
リゾート施設と漁業者の連携により観光客数が倍増
●蒲江町の位置は?
 蒲江町は、大分県南東端にあり、県都大分市まで直線距離で約60km、車両利用でほぼ2時間の距離にある。また、広域生活圏の中心都市である佐伯市に近接し、市街地までは直線距離で約25km、時間距離で約35分である。東が豊後水道に面しており、黒潮分流の影響で、温暖多湿の気候を示している。地形的には、東北から西南に向けて岬角と入江が複雑に入り組んだ典型的なリアス式海岸を形成しており、それぞれの小湾は静穏度の高い天然の良港となっている。 平成12年(国調)の蒲江町の人口と世帯数は、9,158人、3,373世帯であり、毎年人口が減少し、高齢化率の高い町である。
 元猿地区は、人口約300人、世帯数約90戸の純漁村である。漁獲量の6割強、金額の8割程を占める小型定置網漁業の他、磯建網、一本釣り、潜水漁業など多様な沿岸漁業が営まれており、漁家率7割を越える漁業依存度の高い地区である。

●これまでの取組みは?
 蒲江町の体験・交流型の観光事業は、平成4年に大分県が、「マリノポリス構想」の中核施設の一つとして、蒲江町の優れた自然環境を生かして子供から高齢者まで幅広い層を対象に体験学習・研修・宿泊・スポーツ等の場を提供する周年滞在型のリゾート施設として、「大分県マリンカルチャーセンター」が開設(小・中学生1人360円、高校生730円、一般の方でも2,730円という低料金にて宿泊出来る)し、さらに「日本の渚百選」に選ばれている元猿海岸、また地元定置網漁業者との提携で春先にプールにて飼育し全国的に有名になった「マンボウ」人気も手伝って、その規模・内容を充実させているが、それ以前から町主導のボードセーリング大会、サイクリング大会等の定期的なイベント事業の実施、県山間部の日田市との姉妹都市交流、蒲江町を訪れた観光客への個人的な養殖作業見学の斡旋やそれらの活動を通した地元住民の意識の変化等のバックグランドの形成が、その成立の大きな要因になっている。

●都市漁村交流事業の内容は?
(観光定置網事業)
 平成11年度よりマリンカルチャーセンターと地元定置網業者とが提携し「観光定置網事業」を行っている。この事業は、マリンカルチャーセンターの宿泊者のみを対象にカルチャーセンターが受け付けをし、定置網業者へ連絡を取って行っている。大人2,000円、小・中・高校生1,000円の料金にて、夏場は、午前5時ごろ、冬場は6時30分ごろ出港し午前8時か9時ごろ帰港する。町としても、この事業を推進すべく、ブルーツーリズム事業の一環として「元気な漁村づくり推進事業」にて広報活動を広く行っている。
(スキューバダイビング)
 マリンカルチャーセンター、地元漁協、スキューバダイビングショップの3者協定により平成10年度よりスタートし、毎年1,500人から2,000人程度の利用客がある。一人当たりボンベ2本使用を標準とし、町内12箇所をダイビングポイントと指定し、通常午前9時30分ごろ出港し午後3時もしくは4時ごろ帰港する。料金は、一人1日3,000円である。