●北浦町の位置は?
北浦町は、宮崎県の最東北部、大分県との県境に位置し、JR延岡駅からバスで40分、町のほぼ中央部を東西に横断する山脈によって海岸部と山間部に分かれ、4つの「大字」、13の「地区」で構成されている。
海岸部は、変化に富んだリアス式海岸を形成し、その美しい景観から「日向松島」と呼ばれ、昭和49年2月に日豊海岸国定公園に指定された。
気候は年間平均気温17℃前後で、年間降水量は2,800mmに達する。沿岸の水温は、黒潮分支流の影響を受けるため、水温は概ね17℃〜30℃と高い。岩磯域には珊瑚礁が発達している。
人口は昭和30年代の8,000人をピークに減少傾向にあり、現在は4,500人前後である。
●これまでの取組みは?
本町は、豊後水道より南下する海流と北上する黒潮により、海況面から複雑な還流域の中にある。このため、いわし・あじ・さば等の多獲性魚類資源に恵まれ、古くからまき網を中心とした漁業が発達してきた。
また、リアス式の複雑な海岸線は静穏な湾をもち、まき網漁業で捕れたいわし等を餌に魚類養殖業も盛んに行われている。一方、根付資源を対象とした磯建網・一本釣り・定置網漁業、底魚資源を対象とする小型底曳き網漁業も営まれている。
平成2年には10万トンあった水揚げ量も平成14年には2万2千トンまで減少した。このような状況に危機感をもった北浦町では、町内の漁業関係者で「北浦町漁村活性化推進協議会」を設立し、魚のブランド化等も含めた水産振興策を検討してきた。
その中で、入り込み観光客等も減少してきている等の問題点も話題になったことから、都市部や山間部の人達に漁業を理解してもらうことを目的に、平成12年に「北浦町ブルー・ツーリズム」が開始され、養殖場での投餌見学や、定置網漁業の体験、遊漁船による島めぐり等を実施した。最近では家族やグループだけではなく、夏休みには学校の野外学習の一環としての利用も増えてきている。
●都市漁村交流事業の内容は?
(街にあきたらおいでよ)
主な体験メニューは、実際乗船してもらい、魚をすくったり、養殖魚への投餌体験してもらったりする「定置網漁業・養殖漁業体験」。リアス式の風光明媚な海岸を遊漁船で」めぐる「島めぐり」。アジの三枚おろしや魚の干物づくりを体験してもらう「水産加工体験」。また市場での水揚げ風景や近くにある県の栽培漁業協会では、栽培漁業の仕組みも学べるといったバラエティに富んだ10余りのメニューが体験できます。加えて「食の体験」では、地どれの海の幸をふんだんに使った料理などを提供する旅館・民宿・町が第3セクターで経営しているビーチリゾート浜木綿村など宿泊施設も充実している。
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