| テーマ(キーワード) |
都道府県名 |
市町村名 |
実施
地区名 |
実施主体等 |
海を耕し守り共存する、
黒潮実感センターの里海づくり |
高知県 |
大月町 |
柏島地区 |
NPO法人黒潮実感センター |
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海を耕し守り共存する、黒潮実感センターの里海づくり |
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●大月町の位置は?
高知県幡多郡大月町は、高知県の西南端で北は宿毛市、東は土佐清水市に接し、西南方面に太平洋を望んでいる。大月町は高知市から200km圏内に位置し、車利用の場合は高知市から約3時間の時間距離にある。柏島地区は、大月町の西南端に位置する周囲約4kmの小島で、架橋により大月町本土との往来が可能になっている。大月市内から約20分の距離にある。
大月町の人口・世帯数(国勢調査)は、平成12年現在、6,956人、2,879世帯である。人口は一貫して減少傾向にあり、65歳以上の老齢人口比率は、平成12年現在、32.6%で高齢化が進んでいる。
温暖な気候風土に恵また大月町の基幹産業は漁業と農業である。漁業就業人口は、平成12年現在494人で、実数では昭和60年の約半分に減少しているものの、一本釣りや定置網、養殖などが盛んに行われ大月町の基幹産業である。農業は、県下随一の生産量を誇る葉タバコの栽培を中心に、柑橘類や稲作も盛んに行われている。また足摺、宇和海国立公園の自然美や海中景観を求めてくる観光客も多く、修学旅行先としても注目されている。
●これまでの取組みは?
活動の母体であるNPO法人黒潮実感センターは、平成14年10月に発足した。高知大学による研究センター支所設置計画が白紙になった後、当時柏島をフィールドに研究を展開していた現センター長の神田氏が98年に単身柏島に単身移住、地元中学校の社会人講師として環境教育を担当するなどして生活し、研究・環境教育の拠点づくりを準備した。その後、平成10年「黒潮実感センター設立準備委員会」発足、平成12年「黒潮実感センター設立委員会」へ改組、そして平成14年10月特定非営利活動(NPO)法人格を取得、「特定非営利活動(NPO)法人 黒潮実感センター」として再出発した。神田氏は、人が海からの豊かな恵みを享受するだけでなく、人も海を耕し守り共存する「里海」という概念を提唱し、里海のモデルを柏島で実現すべく活動している。なお、同センターは、平成16年3月、「オーライニッポン!大賞 審査委員会長賞」を受賞している。
●都市漁村交流事業の内容は?
アオリイカ産卵床設置:実感センターでは、対立する漁業者とダイバー双方にとって有益な共同作業として、平成13年よりアオリイカの産卵床実験を行っている。かつて地元では雑木をアオリイカの産卵床とする「柴づけ」を行っていたが、これをヒントに産卵床をダイバーが鉄杭で海底に固定することで安定性を向上させた。ダイバーには日雇い金が、漁業者には漁獲が入る。
こどもたちへの教育:柏島の自然は地元の人が守るべきものだとの考えから、実感センターでは子どもたちへの環境教育にも取り組んでいる。子ども対象のサマーキャンプも、単に子ども相手のキャンプだとは捉えていない。環境教育がボランティアのままだったら子どもたちの将来の仕事にはならない、インタープリターという子どもたちの将来の仕事をつくっている、との考えがある。
海中清掃:数年前、ダイバーは海中清掃を、島の人は海浜清掃を行った。湾内には大きなゴミもあり、漁港内にゴミの山が積まれた。その後もその山に新たにゴミを捨てる人が続き、慌てて処分した経緯がある。ダイバーとしては、拾ったゴミの処分費用まで負担できず、結局この取組みは続かなかった。
島おこしの会:この会は、島が発信すべきルールが必要であるとの考えをもとに、増加する観光客の受入体制を整えることと、島のルールの情報化を整備することを目的としている。
里海憲章:WSで島の良い点悪い点、変えていくべき点などを話し合い、島民と一緒につくっている。観光客の増加によるゴミ・水・排水・駐車場の問題などに対応するためにも必要なものである。 |
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