テーマ(キーワード)
都道府県名
市町村名
実施
地区名
実施主体等
佐渡島ダイビング事業の草分け、
公設民営の小木ダイビングセンター
新潟県
佐渡市
小木地区
琴浦
小木ダイビングセンター
佐渡島ダイビング事業の草分け、公設民営の小木ダイビングセンター
●佐渡市の位置は?
 佐渡市は、平成16年3月1日に新潟日本海沖の佐渡島全市町村が合併し誕生した。平成12年国勢調査での人口総数は72,173人であった。
小木地区(旧小木町)は、佐渡島東端にあり、対馬海流の影響で比較的温暖な気候で、三方を海に囲まれた美しい自然をもっている。かつては佐渡金山の積出港、北前船の寄港地として栄えたところであり、たらい舟の里としても知られている。
 小木地区の総面積は25.93km2、人口は3,858人(平成12年国勢調査)となっており、主要産業は、葉たばこやおけさ柿など地域特性を生かした農業、水産業、縫製等の商業、工業、サービス業のバランスがとれた構成となっている。
 琴浦は、第2種小木漁港の背後集落である。地区内での共同農場経営など昔から若者の活動が盛んであり、小木の中でも非常に家族的な結びつきの強い集落である。

●これまでの取組みは?
 新潟市で潜水業を営んでいた琴浦出身の個人が、趣味でダイビングをしており、出身地の琴浦でも度々潜るようになった。琴浦周辺の海域には良いダイビングスポットが点在しているが、漁業権等の問題もあり、地元の人間やその知り合いが個人的に潜る程度であった。地区外者は、琴浦でダイビングをすることが出来ず、一般客を受け入れる組織の設立が望まれていた。
 一方、昭和60年代には、大型定置網や刺し網の漁獲高が減少し、海の活用方策が課題となっていた。
 その中で、町内の琴浦地区で壮年層が「琴浦月一会」という会を立ち上げて地区の将来について検討し、「マリノベーション構想」としてまとめた。
 旧小木町では、その構想に盛り込まれたスキューバダイビングの計画を総合計画等に取り上げ、平成元年には県単事業により基本施設を建設するとともに、集落では1戸10万円の出資金を出し合って「南佐渡海洋公園管理組合」を設立し、全国初となる「公設民営方式」によるダイビングセンターが発足した。佐渡島にダイビングセンターを設立した草分けでもある。
 地区を訪れるダイバーは年々増加しているが、近年利用者の中には身体障害者や高齢者が見え始めた。施設の老朽化に伴う改修を契機に、以前から要望のあったバリアフリー化を推進し、受入を行っている。

●都市漁村交流事業の内容は?
 琴浦の集落全体で運営するダイビングセンターで、ダイビングスークールや都市部ダイビングショップのツアー受入、用具のレンタルといった一般的な業務の他に、バリアフリーダイビングの受入や、海を中心とした体験メニューの提供を行っている。
 体験メニューは、センター利用者や一般旅行者へ提供する他に、学校単位の修学旅行・体験学習の受入も行う。また、小木地区では元小木集落、宿根木集落、内岬漁港などで体験メニューの提供を行っており、体験学習などにも連携して対応している。

●ダイビングセンターとしての機能
・一般ダイビング
・バリアフリーダイビング(施設のバリアフリー化)
・簡易な宿泊の提供(ダイビングセンター内)
●海を中心とした体験メニューの提供
漁師体験:いかの一夜干し
たらい舟体験:たらい舟に乗り、サザエやウニ等を採る
体験ダイビング:ガイドとマンツーマンで海に潜る(初心者・短時間向)
海岸洞窟での海の幸バーベキュー