漁村は、新鮮な水産物を安定して供給する機能を有するとともに、海洋性レクリエーションの場の提供や地域色豊かな食文化・伝統行事の継承などを通じて都市部の人々にゆとりある生活、癒しやうるおいを提供する機能を有しています。都市と漁村の交流は、国民のゆとり創造に大きく寄与するものです。一方、漁村にとっても都市と漁村の交流は、漁村に人を呼び賑わいをもたらすことによって地域の活性化に大きく貢献するものです。近年、漁村では、地域活性化の一つの手段として、豊かな自然環境や新鮮な魚介類を活かした漁業体験、朝市などの都市漁村交流活動に取り組む事例が増えてきています。
そこで、水産庁では、平成15年1月に「
都市漁村交流促進検討委員会」を設置し、5回にわたる検討の成果を「都市漁村交流のためのガイドライン」としてとりまとめました。
本ガイドラインは、市町村、漁業協同組合、観光協会、商工会等が地域で交流活動に取り組もうとする場合の手引き書として、都市漁村交流の意義・役割、漁村に対する都市住民のニーズなどの基本的な事項を示すとともに、実際に活動に取り組む際に検討しなければならない運営体制の整備、活動を担う人材の確保、体験メニューの開発などについて、その手法、留意点などをわかりやすく整理しています。各地で行われている取組事例も多く紹介し、活用しやすいように工夫しています。
本ガイドラインは都市漁村交流の幅広い普及を図るため、関係自治体等のほかご希望の方に無料で頒布します。
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